政治

21世紀が力に頼るナショナリズムからの卒業を実現する世紀になることに期待する

メルケル氏が移動の自由に強くこだわっていたのは強く印象に残っているが、昨年のウクライナの人たちの動きを見ていると、隷従を強いられた経験者が自由あるいは自決を大事にすることを思い知らされた。まずは、2023年が世界中の誰もがどこにでもいける未来に向けて新たな一歩が踏み出される年になることを祈る。

マイナンバーカードと健康保険証の統合は悪い話だと思わない2

マイナンバーカードの本質は電子証明書にある。カードに住所が書かれている必要もないし、代替手段があれば物理的なカードが必要なわけでもない。一方、その奥にあるデータのオーナーシップの問題に向き合うことなく安易な制度移行を行うと破綻してしまう。健康保険証の統合は入口としては難易度が高いが、そこから挑戦していくのも悪くないと私は思う。
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少子高齢化時代の公平を考える

街を歩いていると、高齢者が運営している店舗が少ならからず目に入る。大体割安でありがたいのだが、なぜ割安なのかを考えると複雑な気持ちになる。振り返れば自分自身の問題でもあるのだ。昭和の日本が戻ってくることはないから、新しい道を探さないといけない。

ひょっとすると社会が崩壊しつつあることが可視化されていないのかもしれない

目に見える隣人愛と、科学的に考える隣人愛は違うのだ。目に入る人を救う行為は美しいが、人権を守るシステムを確立するほうがずっと結果は大きくなるだろう。企業や家族、あるいは住んでいる土地・自治体に個人が属しているというモデルを続けていると破綻の実態が見えなくなるリスクが見過ごされるように感じる。

統一教会問題に関する所感

統一教会問題の本質は宗教問題ではなく汚職問題だと考えている。安倍氏が慢心したおかげ、あるいは脇が甘かったおかげで健全化が進められる目が出てきたと考えることもできる。私は隠し事のいらない健全な国に近づくことを願っている。