ワークスタイル

Coworking Europe 2025 2日目

画像
ベルリンの壁
Coworking Europe 2025の2日目では、私にはKnotelベルリンの方のプレゼンテーションが一番面白かった。今後出版される予定のPaulineの本に対する期待も高まった。今年は、並行する重要なカンファレンスが日本であったのだが、こちらの会議を優先したことに後悔はない。

Talsinki

画像
Talsinkiの看板
TallinnとHellsinkiの合成であることはすぐに思いついたが、Talsinkiという言葉はタリンの人にとってヘルシンキ・タリントンネルを想起させる言葉だった。今年は予定していないが、毎年週末日帰りでフェリーを用いてフィンランドに行くのが通常となっている。もし、電車などで1時間で行けるようになったら実質往復6時間が2時間になり、4時間も滞在時間が伸びる。船が車や電車に変わるのは大変なことだ。

IPAが「OSSは公共財となりうるか?」というプレゼンテーションを公開した

OSSが公共財かはおいておいたとしても、多くの公共財は経済的危機に直面している。だから(〜ファーストのような)自分にとって得になりそうな選択をしても持続性など無い。自分の中にある悪魔、あるいは慢心と対峙するしか無いと思う。

ザ・ミドル 起業の「途上」論

画像
ザ・ミドル 起業の「途上」論
3つのパート「耐える」、「波に乗る」、「ゴール直前」からなる本。起業の「旅の途中」には何が起こっているのか、その道中について著者の推進者、投資者、アドバイザーとしての経験に基づいて解説している書籍。一般社員から経営トップやステークホルダーの誰が読んでも学びの多い本だと思う

新版 企業の人間的側面

画像
新版 企業の人間的側面
本書は、現代においても経営者の基礎知識として必ず読むべき本と言えると思う。管理者の育成の章では、経営者が現場管理者が機能しているかアセスメントできるヒントも書かれていて、実用性も高い。ワークシートやプロセステンプレートは経営コンサルやそういう会社から買えば手に入るが、その前に理屈は学んでおかないと魂は入らない(例外的な天才はいるが…)。ぜひお薦めしたい書籍である。

多様な執務環境の重要性 - The value of variety by Leesman

画像
LMI by Assigned, Unassigned - poor variety, Unassigned - good variety
LeesmanのThe value of varietyというレポートは、働き方の未来を考える人にはぜひ読んでいただきたいレポートだ。バラエティの価値と直訳してもぜんぜんピンと来ないが、サブタイトルはUnderstanding the impact of different seating strategies、読み込めばABWを実施するためのワークセッティング、執務環境を適切に準備することで従業員体験が大きく左右されるという話である。