- デジタル・ジオグラフィーズ
正直言って、読みやすい本ではないが、頑張って読み切ってみると自分の視点を再考するための多くのヒントが得られた。地理学者の善意と言うか、誠実であろうとする心意気が感じられる本だと私は思う。 - 新生活243週目 - 「新しい掟」
栄光という言葉の原語はヨハネ伝で23回出てくるのに対して、マルコ伝では「中風の人をいやす」でしかでてこない。マタイ伝4回、ルカ伝9回と時系列とともに頻出化している言葉だ。言い換えれば、解釈補完が増加していった歴史がでていると考えることもできる。 - 生成AIと脳~この二つのコラボで人生が変わる~
2024年にこういう本が書かれたという事実は歴史に残るだろう。 - 共同幻想論
現代語訳の古事記、遠野物語を読んだ後だったから読みやすかったのかも知れない。先に、2書を読んでから共同幻想論を読むことをお奨めする。私は、その思想を受け入れる気持ちにはなれなかったが、読んで良かったと思っている。 - 悪霊に取りつかれたガダラの人をいやす
今日の説教でマタイ伝8章の『悪霊に取りつかれたガダラの人をいやす』が取り上げられていた。興味深かったので感想をメモしておく。 - 新生活242週目 - 「ユダヤ人、イエスを拒絶する」
「イエスを拒絶する」保守派は自分が考える枠に外れるインフルエンサーを徹底的に弾圧する。枠にはまっていても権力への脅威は許さない。教皇というソフトパワーはイエスと同じくパラダイム・シフトの原点となる可能性を秘めている。 - 地球の測り方 宇宙から見る「水の惑星」のすがた
東大地震研の准教授が書いた測地学の本なので、地図から考える人とは視点が違い、全球のモデル化に重点が置かれている。私が知りたいと思っていたことが多数含まれていて感動した。 - 新生活241週目 - 「イエス、七人の弟子に現れる〜イエスとペトロ」
イエスは言われた。「わたしの羊を飼いなさい。…」は史実だろうか。 - 世界最凶のスパイウェア・ペガサス
P179の「自分の時間と能力を社会の利益に捧げることは、明らかに政治的選択であり、その選択を意識と誇りを持って受け入れるべきだ」という言葉が心に響いた。 - 新生活240週目 - 「イエス、弟子たちに現れる」
トマスは何者なのだろうか。血筋に意味をおいたら教義は破綻する。一方で、もし一緒に育ったなら、自分の目で見たイエスの行動に基づいて考える以外の道はないだろう。