新生活190週目 - 「弟子たちを派遣する〜天に上げられる」
絵画は、もしその時代にそこにいたらこんな景色を見られたかも知れないというイメージを与えてくれる。同時に、理性的に考えればありえないのは明らかだ。一方、そのありえないことを告白した人に理性を超える体験はあっただろう。個々人としては、信じることにしたがって、良いと思うことを誠実に成していく以外の道はない。
「差別」のしくみ
本書を読むまでは「差別」の定義は今でも不完全ながら可能で、やがて完全性が上がっていくだろうと楽観的に考えていたが、むしろその悪性による被害の最小化を目指す方が現実的だと思うように変わった。
Power of Place: a Leesman data briefing
ハイブリッドワークは新常態として定着しつつある。その中で、改めてオフィス、職場はどうあるべきかを考えないわけにはいかない。Leesmanの発表はいつも素晴らしい知見を提供してくれる。
新生活189週目 - 「続:イエスはまことのぶどうの木」
「わたしがあなたがたを任命した」は権威付けの意味をもつ。ペトロは、外国人からもそれが真実だと信じられたら嬉しかっただろう。ますますきちんとしなければならないと思ったはずだ。ただ、序列化、権威化は進んでしまい、それが人に結びついていく。ヨハネ伝の記述には分断の種も仕込まれていると感じる
新生活188週目 - 「イエスはまことのぶどうの木」
「わたしにつながっていなさい」というワードでGoogle検索すると、説教記事が無数に出てくる。とても印象的だが、恐らく史実に基づく伝承ではなく、ヨハネ伝編集者の創作だろう。イエスはこのような意味の発言を行ったかも知れないが、教団強化の視点が透けて見える。