読書記録
日米同盟の地政学
画像
日米同盟の構造と意図、課題が体系的にまとめられていて読み手の価値観によって内容や主張に対する評価は分かれるだろうと思うが、私は良著だと思う。防衛研究所主任研究官が執筆した書籍。
現場のプロがわかりやすく教える位置情報デベロッパー養成講座 Kindle版
画像
特に印象に残ったのは、ベクトルタイルの話で、mapboxのVector tiles standardsの紹介等でプロトコルバッファが使われている話が出てきた話だった。実装に関わる人にとっては、パフォーマンスは重大な問題であり、同時に相互接続性も重要な問題となる。モデルから考えて実装を促す形の標準と、最初から実装を意識してデファクト標準を提案していくやりかたは、ISOとRFCスタイルを思わせるところがあって面白い。
イエスとその時代
画像
荒井献氏の訃報をきっかけに イエスとその時代 - 岩波書店 を図書館で借りて読んだ。あとがきには「本書において私が試みたのは、イエスとその時代に対する歴史的接近である。」と書かれている。私もその歴史的接近には興味があり、いくつかの新たな知見が得られて満足した。
コンヴィヴィアリティのための道具
画像
読後、著者のイヴァン・イリイチをWikipedia日本語版、英語版で目を通してみると、善いことをしたいという思いが伝わってくる。個人的にはキリスト教的な「愛」の権威独占(人治)によらない制度化のすすめと受け取った。
「差別」のしくみ
画像
本書を読むまでは「差別」の定義は今でも不完全ながら可能で、やがて完全性が上がっていくだろうと楽観的に考えていたが、むしろその悪性による被害の最小化を目指す方が現実的だと思うように変わった。