ライフスタイル

Google FI

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Google FIパッケージ
全世界で使えるモバイル通信サービス。国内利用だけなら日本でそのままのサービスを提供しても競争力が高いとは思えないが、国際モバイルワーカーには垂涎のサービスとなると思う

アクセシビリティへの配慮は恩恵を伴う

アクセシビリティへの配慮は手間のかかる面倒な作業とどこか心の中で思っていた。しかし、今回の出張で自分の足りなさに気が付かされた。関連してバリアフリーについてもググっていたら、ユニバーサルデザインに当たった。そうなんだ。バリアフリーじゃだめなんだ。ユニバーサルデザイン思考に移行できた方が望ましいのだ。

書評:障害者の傷、介助者の痛み

心的外傷が他者への心的外傷の原因となり、不幸の連鎖を生む。傷ついた障がい者が介助者を傷つけ、傷ついた介助者が障がい者を傷つける。物理的な虐待も悲惨だが、心的外傷は伝染するのでむしろある種の病だと感じた。「障害者の傷、介助者の痛み」は、介助の現実を教えてくれるだけでなく、この病に関する研究書でもあると思う。

プロフェッショナルサービスは蜜のように甘い

ここ数年、いくつもの仕事を並行して進めている。

多少は儲かる仕事もあれば全く儲からない仕事もある。しかし、明確に顧客がある仕事はどれも楽しい。簡単に楽しいと言ってしまうのは語弊があるが、お客様との関係がうまく行っていようと、そうでなかろうと、顧客の顔が見えている仕事は短期的な成果がはっきりするので頑張りやすいのだ。

ただただやれば良いというタイプの仕事は私には回ってこないので、必ず真剣に考えなければいけない事ばかりである。

IT関連の仕事であれば、ある程度の土地勘があって自分の期待に対して9割は予想通りになる。挑戦気質なので95%にはならない。しかし、お客様のある仕事は基本的に100%でなければいけないし、お客様の期待に対して105%程度の成果を出し続けるのが望ましい姿である。自分の期待からレベルを設定するのではなく、お客様の期待を基準に考えないと、「すげー」と称賛される瞬間があっても長くは続かない。顧客のあるプロフェッショナルサービスは基本的に人間関係と同じなのである。

一方で、お客様の期待を基準におく習慣がついてしまうと、挑戦力が失われていく。限界に挑戦し続けなければ、見えない景色はある。人生はバランスだ。振れ幅が大きければ、喜びも苦痛も大きいが、それは蜜のように甘い。