- 電子署名は透明性を高める技術だから日本を含む多くの国で苦戦する
ハンコにさようならするにあたって、今の契約書をそのまま真似ようとするのは間違っている。日本の電子署名システムでは、印影を出してみたりして凝っているが、署名と本文を分離して考えれば、印影を真似る必要など全く無い。例えばe-Taxに取り組むと、かなり多くの機能は既存の紙の申告用紙をまねているからUXが貧弱。同じe-Taxでも個人の確定申告コーナーは背景にあるモデル(ルール)を満たすUXをユーザー視点で再整理しているから比較すれば格段に使いやすい。繰り返すが、ICT時代に既存のビジネス慣習をそのまま模倣しようとすると将来につけをつけ回すことになると思う。 - TransferWiseとみずほビジネスデビットの組み合わせ
海外送金の手数料はばかにならない。そういう意味でTransferWiseはかなり魅力的なFinTechだ。すでに実用しているが、マニュアル銀行振込だと面倒なので、手続きが減るデビットカードを取得してみて使おうとしたら、どうやら手数料的には不利らしいことが判明した。何が原因なのだろうかと想像を巡らせている。 - コンテンツの作成・編集時に管理テーマを利用する
Drupalでサイト構築をやっていると、普段は匿名ユーザーと管理者の2つの役割以外意識しない。しかし、管理者以外のユーザーが投稿できるようにしようと思うと、それでは済まない。Druaplにはテーマシステムという枠組みが、通常テーマと管理テーマの2本立てで対応できるようになっている。直近で、その使い方の難しさにはまったが、わかってみればDrupalのスマートさに改めて惚れ直した。 - 新しいマスクを10日間使った感触
NIOSHに耐えることができるのかはわからないが、10日経過しても、まだ使い続けても大丈夫なのではないかと思わせるパワーを感じた(あくまで個人の感想です)。 - 新生活19週目 - 「汚れた霊に取りつかれた男をいやす」
今週も福音のヒントを参考に過ごしている。前にも書いたが、私の主日礼拝は受動的だった。こうして毎週文章を書くことによって、自ら真剣に考える。考えたからといって答えが見つかるわけではないが、少なくとも能動的に学ぶことによって知識は増える。 - デジタル化への対応のモチベーションデジタルデバイドという言葉は、最近あまり目にしなくなったが、最近デジタル格差の広がりを感じるシーンに出くわすことが多い。相当知的水準が高い人も、自分が理解できないような技術はやって来ることはないと思ってはいけない。
- Around the World in 250 Coworking Spaces
日本を含む世界中の47地域420のコワーキングスペースを訪問した人たちの本が出ようとしている。クラウドファンディング中だ。私は、世界のコワーキングスペースを訪問するのが好きで20カ国約200箇所の実績がある。この本が出ることを楽しみにしているし、そこから学べることを楽しみにしている。一人でも多くの人に応援してほしい。 - The Qi Index
今日、ふとしたことから、Human Insightのページに辿り着いた。Qi Indexが対象とする認知の多様性と心理的安全性は、今までとは違う成功を得るためには不可欠な要素に感じられる。また、オランダ(の企業)が私の心を揺さぶっている。 - 若い時の同窓会のコミュニティに必要な情報は何なんだろう
まず、同級生の彼が生きているのかは知りたい。ついで知りたいのは今何をやっているのかである。私の場合は、徒手空拳ながら応援するための情報がほしい。例えば所属法人が提供している商品とかサービスとかを確認できたら良いと思う。逆の立場で考えると自分の会社のサービスとか、教会活動とか、エストニアでの活動とかをできれば応援してもらいたいと願う。 - デジタルアイデンティティ
アイデンティティは自分と社会との関わりで得られるものだと思う。デジタルの時代は、それを一定の条件下でYesかNoかを決めるルールを必要とする。しかし、現実は、確率的な事実に過ぎないと思う。物理的に会えなくなると、それを前提としない取引をやらないわけにはいかない。だから、今こそ、もう一度アイデンティティについて考えることに意味があると思う。