旅して学ぶ台湾読了。日経の書評欄を読んで、借り出したもの。書評の冒頭は、「こんなにもおもしろい台湾史の入門書があっただろうか」とある。本当におもしろかった。岩波ジュニア新書恐るべし。
複数著者で執筆しているが、乱れを感じられないだけでなく、単に台湾にとってのよりよい未来を願うだけではない人権と平和を希求するメッセージに満ちていた。
本文の最後は、「中国からの脅威に対峙しながらも、いかに多様な人たちを尊重するのか、人権を擁護して個々人の自由を守り続けながらいかに安全保障上の問題に対応するのかなど、台湾の民主主義は苦悩を続けているのです」と締めくくっている。
台湾が平和的に独立国家になり、世界の平和に貢献してもらえる未来を願わずにはいられないという気持ちになった。