東京都テレワーク普及促進プロジェクト-第2回ABW実践企業見学会に参加した。
100名強のベンチャーで勢いを感じる株式会社OKANで、沢木社長がプレゼン、案内して下さった。ABWの実践というテーマに興味を持って参加したが、予想を大きく超える満足が得られた。Veldhoen + Companyの10分類をベースにワークスペース設定をやるところから初めて、コロナ禍の激変を乗り越えて、独自の進化をとげている。ワークスペース設定も立派で、とても印象が良かったが、それより、ハイジーンファクターに注目した経営思想が機能しているのだろうと思われた(関連記事)。
性善説に基づく運営と、自律を促す文化が機能することで、働き方をそれぞれが選び、チームとしての団結力を維持しつつ成果にフォーカスした活動ができている。テレワークに関心のある人たちが参加者でどちらかというと管理部門の人の発言が目立ち、どうやって管理するのかという質問が多かったが、テレワークの本質は自律にある。そして、ABWは自律的な働き方を可能にする、あるいは自律的な働き方をする人の生産性向上を支えるワークスペース設定、ワークスタイル設定である。
動機付け要因は経営陣による洗練されたVision、Mission定義と、執行職の実践、体現が必要で、恐らくOKANでは、それがうまく機能しているのだろう。同時にハイジーンファクターの重要性、実践を行えているところがすごい。
オフィスデザインはもとより、コワーキングスペースあるいはシェアオフィス運営の観点で見ると、例えば視野の3割程度に緑があるといったハイジーンファクターは極めて重要となる。もちろん、費用・料金との見合いにはなるが、経済的な制約の中で、ハイジーンファクターを極大化することが重要目標となる。
本日の見学会はとても有意義であった。同時に、OKANの将来に大きく期待したくなった。