今日は、待降節第一主日で、教会暦的には今日から新しい一年が始まる。当地タリンでは、毎週日曜日にメソジスト教会で英語通訳付きの礼拝に出ているのだが、今日の通訳は抜群に素晴らしかった。例えば、スクリーンにはエストニア語と英語(NIV)の聖書箇所が写し出されるのだが、聞いているとNIVの読み上げではなく、エストニア語訳聖書の英訳になっているようである。礼拝中に数回言葉に詰まって訳し飛ばしたと思われる箇所はあったが、意味が取れやすい訳で訳に感動してしまった。礼拝後に通訳をしてくださった方に挨拶したら、片親がエストニア人のカナダ人なのだそうだ。大抵は英語がうまいエストニアの人が通訳を担当しているので、多分訳は間違っていないのだろうが、流れを含めて英語が聞きにくいのだ。ちなみに今日の方は今年の夏に2週間ほど日本を旅行したらしい。
そういうわけで、今日の説教はほぼ全てが聞き取れた。当地で初めての経験である。内容はいかにも待降節らしいもので、聞き手に考えさせるような話も含まれていたが、安心して聞いていられるものだった。
タリンの旧市街でクリスマスマーケットが開かれているが、来週7日の13:30から教会の聖歌隊がその舞台に立つことがアナウンスされた。冒頭のイメージの二列目中程の日曜日、7日、12月のリストに乗っている。
タリンのクリスマスマーケットもたいへん盛り上がっているが、昨日ストックホルムのガムラスタンを通りかかったら、大盛りあがりのクリスマスマーケットで容易に身動きが取れないような混雑ぶりであった。大勢の警官が威圧感を与えないように注意しながら警備していたが、混雑状況を見ると、要警備であることが良く分かる。とても屋台を見るような気分にはなれず、早々に退散した。Pixelが空を明るくしてしまうが、現地15:30頃はすっかり夜である。
礼拝前はタリン湾の散歩道やカドリオルグ公園を散歩するのも習慣になっている。今日は公園内の日本庭園を通ってみた。当地は苔の定着には向いている気候なので、なかなか美しい。
礼拝後はバルト駅近傍のウズベク料理店でチキンヌードルを食して、ついコワーキングスペースに出たら、日曜日なのに大勢の人が働いていてびっくりしながらこの記事を書いている。